とっくにサポートの切れたWindows7(ThinkPad SL510)ですが、諸般の事情でSSDにする必要があり、ドハマりしながら換装に成功した記録です。
縮小クローン自体はTrue Imageが自動調整してくれたので、手間なく実行することができました。
ハマりポイント:
その1:CrucialのSSDを購入したのですが、クローンソフト「Acronics True Image」がWindows8からしか対応しておらず、インストールすらできませんでした。
先人の知恵を拝借し、こちらのリンクから旧バージョンをダウンロードして事なきを得ました。
その2:3時間程度(実使用150GBぐらい)でクローンは終了しSSDを換装したのですが、BIOS上から認識されず「OS not Found」というエラーメッセージが表示されました。
BIOSの設定を変更しても認識せず。
一旦本体からSSDを取り外し、改めてSATAケーブルをしっかり刺すことで、BIOSから認識しました。
(最初からSATAケーブルはしっかり刺していたので、タイミングなのかもしれません)
その3:SSD換装後、デバイスドライバーが見つからない。
その2までは想定していたのである程度心構えがあったのですが、「デバイスドライバーのインストールに失敗する」(ディスプレイドライバーなど複数)は全く予想外でした。
しかもLenovoのライブラリーはIBM時代と異なり、ドライバーのダウンロードにシリアル番号が要求され、さらに正しいシリアル番号を入力しても「製品が見つかりません」とダウンロードできず。
涙目になりながらWebを探しまくってインストールするも、ことごとく失敗。
最終的には「ドライバーの再インストール」で「HDDのc:\Windows」を指定してドライバーのインストールに成功しました。
ちなみにLenovoのドライバーページは一部正しくなく「AMDのチップセット」を使っているように見えますが、正しくは「インテル グラフィックドライバー 4500シリーズ」です
それでは移行の手順です。
1.外付けUSBケースにSSDを入れWindows7を起動、「コンピューターの管理」で確認・初期化

2.「MBR」を指定してSSDを初期化(古いPCのためGPTは非対応)

3.Acronics True Image for Crucialを起動し「ツール」→「ディスクのクローン作成」を選択

4.クローン作成モードで「自動」を選択

5.ソース ディスクは「ディスク1」 HDD(298.1GB)

6.ターゲット ディスクは「ディスク2」 SSD 223GB

7.クローン後のSSDの割当状況を確認し実行。

以上の操作でデイスクのクローン処理が始まります。
300GBのHDDをクローンするのに3時間ほどかかりました。
クローンが終了すると以下のメッセージが表示されるので、HDDをSSDに換装して作業は終了です。
(私の場合はこの後SATA接続と、デバイスドライバーの再認識がありました)

SSD化に成功したので、デイスクアクセス速度は劇的に向上し、全体にキビキビと動作するようになりました。
換装前

換装後

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参考:ThinkPad SL510(PDF)