書評★★★:深爪な愛とセックスのはなし

ひょんなことから深爪さんのTwitterを知り、深爪さんの高い教養の無駄遣いのような駄文集に癒やされ
気がつけば毎日チェックしています。

深爪さんのアカウントで、現在セール中とのことで拝読。

タイトルがタイトルだけに下世話な話のオンパレードなのですが、本文にもあるように深爪さんの良いところは
「今日も一日大変だったけど、この馬鹿な(良い意味で)Tweetを読むだけで救われた」気になるような名文が
多いところです。

本書では特に「10年前の自分へ」がとても良く、甘酸っぱくそれでいて過去の自分の愚かさをアタフタしながら
恥じるところなど、誰にでも経験があるような「駄目な自分」が描かれており、深く印象に残りました。

良い意味で何の得にもならず、得るものもないミモフタモナイ駄文集といえば駄文集なのですが、
いわば「生活のノリシロ」のようなものが、実生活を豊かにさせたり、心が救われたりするのではないでしょうか。

評価は大甘で星3つ。これからも素敵な駄文集をよろしくおねがいします!

― 書評の星の数はAmazonのレビューのものをそのまま掲載してます(最大は★5つ)―

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