SynologyのNAS DSシリーズはインターフェースも使いやすくとても便利です。
写以前はGoogle Photoを利用していたのですが、有料化に伴いSynologyのNASに保存することにしました。
SynologyではGoogle Photoと似ている「Photos Mobile」とういうアプリが利用できます。
写真の保存と閲覧にとても便利に利用しているのですが、MP4ファイルの再生に相性があります。
SONYのHandyCamで動画を作成しているのですが、そのままNASに転送するだけでは「Photos Mobile」で再生できません。
「Photos Mobile」で再生されるMP4ファイルを生成するスクリプトを作成してみました。
リンク
【前提条件】
・SONY HandyCamで生成したMTSファイルから生成したMP4ファイルをコンバートします。
・検証機材はM1 macOSです。
・FFmpegを利用しているので、ubuntuなどのLinuxやWindowsのWSLでも利用できると思います。
・FFmpegとexiftoolを利用しています。
リンク
スクリプトを実行すると、以下のようにファイルが生成されます。
入力ファイル:IMG_0001.MTS
出力ファイル:IMG_0001.MTS.MP4(Photos Mobileで再生できるファイル)
IMG_0001.MTS.orig(生成する前の原本ファイル)
#!/bin/bash
# ./convert_MTS-to-mp4.for.synology.readablefiles.sh
# MP4ファイルのあるフォルダで、このスクリプトを実行してください。
echo ""
echo "File Rename is in progress..."
echo ""
# フォルダ内に存在するMTSファイルの検索
for file in `\find . -maxdepth 1 -name '*.MTS'`; do
# TODO
#echo $file
echo "--- FileDate Change as follows ---"
O_Date=`exiftool -DateTimeOriginal $file | sed s/+09.*//g | sed s/://g \
| sed s/\ //g | sed s/Date.*nal//g`
# Make mp4 files for Synology 2022/06/15
# MTSファイルをMP4ファイルへ変換(./temp.mp4生成)
param=" -vf scale=768:-1 -pix_fmt yuv420p -c:a copy "
command="/usr/local/bin/ffmpeg -i $file $param ./temp.mp4"
echo $command
eval $command
# 生成されたMP4(./temp.mp4)ファイルの作成時刻を再設定
# sudo touch -t '2016052617.15' ./temp.mp4
New_Date=`echo $O_Date | cut -c 1-12`
New_Sec=`echo $O_Date | cut -b 13-14`
command="touch -t $New_Date.$New_Sec ./temp.mp4"
echo $command
eval $command
# 以下ファイル名変更処理(この処理が不要であれば削除可能)
# ファイル名を「IMG_YYYYMMDD_HHMMSS」へ変更
New_Suffix=`echo $New_Date | cut -c 9-14`
New_FileName="./IMG_"$New_Prefix"_"$New_Suffix$New_Sec".MTS"
echo "- Filename Change as follows -"
command="mv ./temp.mp4 $New_FileName.mp4"
echo $command
eval $command
# Handycamの原本ファイルを".orig"として保存
command="mv $New_FileName $New_FileName.orig"
echo $command
eval $command
echo ""
done
echo ""
echo "--- Converted MTS -> mp4 (Synology Readable) ---"
echo ""
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追記)
DS Filesをインストールすることで、画面は遷移しますが ある程度の動画は見れるようになります。