ubuntuなどlinux系のOSを本格的に管理するとsyslogを見ることが多くなります。
標準のtailコマンドでは、syslogに流れるメッセージが白一色で、どれが重要なメッセージか分かりづらいです。
multitailというコマンドを利用して、syslogをカラー表示してみました。
multitailインストール
sudo apt install multitail
カラー表示する方法
標準でもsyslogはある程度カラー化されるのですが、今回はYAMAHAのログを目立たせたかったので、表示色を以下の通りカスタマイズしました。
sudo vi /etc/multitail.conf
# syslogの表示色定義が120行目ぐらいまであるので、以下の行を挿入しました。
# YAMAHA RTX810
cs_re:red:Rejected
cs_re:yellow:.*INSPECT.*
この定義ファイルを利用することで「Rejected:」の表示が赤色に、「INSPECT」の行が黄色に表示されるようになり、かなり見易くなります。
/etc/multitail.conf には様々なログに対する表示色の定義があるので、参考にしてみて下さい。